宇宙関連の新興企業「スペースワン」(東京)は9日、同日午前の予定だった小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げを13日以降に延期すると発表した。延期の理由について、「海上警戒区域に船舶が残っていたため」と説明している。

カイロスは9日午前11時1分、和歌山県串本町の発射場から打ち上げられる予定だったが、直前に16分後の打ち上げに変更され、その後、日程の延期を決めていた。
県内のホテルで9日午後、報道陣の取材に応じた同社の関係者は「次こそはという思いで作業を進め、期待に沿えるよう全力を尽くしたい」と語った。

カイロスが搭載しているのは政府の小型人工衛星1基。高度約500キロ・メートルで地球を周回する軌道に投入する予定で、打ち上げから約50分後に切り離される計画。軌道投入に成功すれば、民間企業が単独で開発したロケットとして国内初となる。
同社は、2021年度中の打ち上げを予定していたが、コロナ禍やロシアのウクライナ侵略の影響で計4回延期していた。
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