準惑星エリスの発見が変えた太陽系|冥王星が“降格”された本当の理由とは?
4
🌌 「エリス」の発見が引き金に──冥王星“降格”の真相
🪐こちらは、2011年4月11日に**NASAが公開した、準惑星エリス**(手前)と、その衛星ディスノミア(右上)を描いた想像図です。右奥に小さく見えるのは太
陽。
極寒の太陽系外縁部に存在するエリスは、今も多くの謎に包まれています❄️
❄️ 予想より“柔らかい”準惑星?
最新の研究では、エリスの氷の外殻内部で対流が起きている可能性が指摘されています。
これは、単なる「凍りついた天体」ではなく、内部活動を持つ“動的な世界”である可能性を示していま
す🔬
📅 2005年、すべてはここから始まった
今から21年前の2005年1月5日。
カリフォルニア工科大学の**マイケル・ブラウン**氏率いる研究チームが、パロマー天文台の観測デー
タから未知の大型天体を発見しました。
当時の仮符号は「2003 UB313」。
この天体こそが、後にエリスと命名される存在です✨
🌍 「第10惑星」か、それとも定義変更か?
エリスは、冥王星よりも大きい可能性があると考えられました。
そのため天文学界では、
🪐 第10惑星の誕生か?
📏 それとも「惑星」の定義そのものを見直すべきか?
という、前例のない大論争が巻き起こります🔥
⚖️ 2006年、歴史的な決断
議論の末、2006年に**国際天文学連合(IAU)**が
「惑星の定義」を史上初めて明文化。
その結果、**冥王星**はエリスとともに
👉 「準惑星(dwarf planet)」へ再分類されることになりました。
💔 世界中に広がった“冥王星ショック”
長年「第9惑星」として親しまれてきた冥王星の“降格”は、世界中に大きな衝撃を与えました。
🇺🇸 英語圏では
「plutoed(プルートされた=格下げされた)」
という言葉が流行し、2006年のWord of the Yearに選ばれるほど📖
✉️ 子どもたちから届いた手紙
IAUには、冥王星の扱いをめぐって多くの子どもたちから手紙が届いたことも知られています。
さらに、米国自然史博物館ヘイデン・プラネタリウムで、冥王星を惑星として展示しなかったことで話
題となった天体物理学者
**ニール・ドグラース・タイソン**氏のもとにも、
🖍️ 冥王星のイラスト付きの手紙が数多く寄せられました。
🌠 エリスが問いかけたもの
ギリシャ神話の「不和と争いの女神」に由来する名を持つエリス。
その発見はまさに名の通り、
**「惑星とは何か?」**という根本的な問いを私たちに突きつけました。
🪐 冥王星の再分類から約20年。
この出来事は今もなお、太陽系と科学の在り方を考えさせてくれます。
0 件のコメント:
コメントを投稿